豊葦原の水穂の国の味噌漬け
鬼みそ漬製造本舗〒629-0141 京都府南丹市八木町大橋西詰
鬼みそ漬は、濃厚なお味とほどよい辛みを有しておりますが本漬としての基本的な原則を守り調味浅漬のような加水調味や加熱殺菌はいたしませんから、体に有益な善玉菌がいっぱい元気に生きております。従いまして、お召し上がりの折は、なるだけ水洗いはなさらず軽く手でぬぐう程度に床味噌をお取りいただき、包丁は透ける程度に薄くあるいは細かくお入れください。なお、季節にかかわらず日持ちは充分にいたしますが、お残しになる分については水気を避けて15℃以下の冷暗所で床味噌に包み込み保存願います。一度にたくさんお召し上がりはいただけませんが、先人が永々と守り続けてきた日本食における漬物本来の意義を充分に味わっていただくことができます。
まず先にお断りをいたしておきます。現在の通念上の漬物の概念を別の棚に移し変えてください。この漬物は、幅広く調理に貢献出来る調味料の役割を、日本民族にとって何百年も担ってきた大切な調味料でもありました。この点におきまして、むしろ諸外国の漬物と共通点がございます。しかし、今ではほとんどの日本人の漬物感には、調味料としての漬物の役割と効果を認識する事はございません。現実に、江戸時代の味噌漬けの有り方は、調味料としての役割が多かったそうです。しかも、漬物という言葉は、味噌漬けのみを意味していたと京都府立資料館の文献には残っています。<おにぎり>では、もちろん具としてのご利用は結構ですが、手塩に代えて鬼みそ漬を細かく刻んだものを少し御飯に予め混ぜ合わせて握ってください。少し時間がたっても美味しくお召し上がりいただけます。焼きおにぎりでは、味噌床を清酒で伸ばし、少し醤油を加えてタレとしてお使いください。玄人の味になります。<納豆>には、添えられている辛子やダシを使うよりも、予め数時間前に薄く刻んだものを混ぜ合わせておきますと、それだけで美味しくいただけます。<たまご掛けご飯>では、温かいご飯に解き玉子を載せる前に、鬼みそ漬と添付しています味噌床を先に適量まぶしてください。お醤油は別に必要御座いません。味噌漬けと味噌が薬味となってたまご掛けご飯が出来あがります。<お弁当>にご使用の場合は、少し太めにお切りになり、御飯の上に直接並べるように盛付けてくだされば、お召し上がり時には、御飯が鬼みそ漬の味と香りを移り受け他の漬物にはない美味しさを発見していただけます。<お塩の代わり>としても、この漬物は力を発揮します。最近は様々な製法で造られたミネラルを豊富に含む塩が売られていますが、一度、鬼みそ漬を出汁塩として利用してください。豊かな旨味を含む辛味を和洋中華のプロの方々は既にご利用されています。これは鬼みそ漬本来の強みで、浅漬けが叶うものではありません。清酒に浸してくだされば面白い調味料になります。間違っても水で気だしなんかはしないでください。